F1マレーシアGPのレース後にマレーシア国旗がプリントされたパンツ一丁姿になって逮捕されていたオーストラリア人男性9人が治安判事裁判所によって釈放され、そのうち8人が帰国した。ダニエル・リカルドの勝利に興奮した9人はパンツ一丁姿になって、シューイを真似て自分たちの靴でビールを飲むという暴挙に出た。彼らは後にマレーシアを侮辱したとして拘束され、地元警察で4晩を過ごしたが、ようやく釈放された。
自由になった男性たちは裁判所を出てすぐに自家用車で空港に向かい、その大半が数時間後には空路帰宅している。 オーストラリアのジュリー・ビショップ外相は、テレビのインタビューで「我が国では日常のならわしであり、大した問題にならないことなど言い訳にはならない。訪問先の法律を尊重しなければならない」と非難。パンツは前もって豪州で用意していたものだとし、単なる判断ミスではなく計画的行動だったとの見方を示していた。逮捕された一人ニック・ケリーは、シドニー空港でメディアの取材に応じ、これからは他のオーストラリア人も文化の違いに十分な敬意を払ってもらいたいと口にした。「家に帰れてとてもほっとしています」とケリーは語った。「海外へ旅行する全てのオーストラリア人に他の国との文化的な違いや感覚の違いについての配慮を呼び掛けたいと思います」 メンバーにはオーストラリア防衛産業大臣クリストファー・パイン氏の補佐官をしている人物が含まれており、彼はまだクアラルンプールに残っている。
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