2011年の全日本F3選手権でCクラスのチャンピオンを獲得した関口雄飛が、今週末行われるF3マカオGPに、ミュッケ・モータースポーツから参戦することが決定した。今季、B-MAXエンジニアリングから全日本F3に途中参戦した関口雄飛(23)は、圧倒的な強さで最終戦スポーツランドSUGOでチャンピオンを獲得したが、各国のF3シリーズから上位が集まるマカオGPでは、マシンの都合などで参戦が実現していなかった。
だが、土壇場で参戦が決定。予定していたドライバーが怪我により出場をとりやめ、代替ドライバーを探していたミュッケ・モータースポーツ(Mucke Motorsport GmbH)に主催者が関口雄飛を紹介したことで契約に至った。過去にドイツF3選手権やF3ユーロシリーズ選手権で実績をもつミュッケ・モータースポーツ(Mucke Motor Sports)だが、意外なことにF3マカオグランプリへは2011年が初参戦となる。関口雄飛は「私は2010年にはF3で、2004年にはフォーミュラ・ルノーでマカオを経験しています。貴重な機会を与えていただきご尽力、ご協力をいただいたすべての皆様に心より御礼申し上げます。2011年アチーブメント全日本フォーミュラ3選手権保持者の名に恥じぬよう全力で戦ってきます」と自身のブログで意気込みを語った。関口雄飛は、午前中に行われた一回目のフリープラクティスで3番手タイムを記録している。
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