マー・チンホワは、HRTからシルバーストン F1若手ドライバーテストに参加。中国人として初めて公式イベントでF1カーを走らせた。中国人ドライバーのマ・チンホワは、フォーミュラ・ルノーやA1GP、F3といったシリーズを経験し、今年4月にHRTのドライバー育成プログラムに加わった。マー・チンホワは、F112で午前と午後あわせて82周を走行。HRTは、予定していたプログラムを全て消化したため、初日でテストを切り上げて次のグランプリの舞台となるドイツへ向かう。
マー・チンホワ「初めてF1カーを運転するのは素晴らしい感覚でした。感覚は言葉では表せません。昨日は眠れなかったですし、ただのテストだと自分に言い聞かせて落ち着こうとしていました。僕たちは良い仕事ができたと思いますし、天候もよく、全てが予定通りに進みました。グランプリ中にここにいたことで、チームメイトから多くのことを学びましたし、チームと作業できたこともマシンのパフォーマンスを最適化するたえにエンジニアから正しい情報を得られたこともとても重要でした。午前中はマシン、エンジニア、メカニック、ボタン類に慣れて、さらに自信を持って走れるように走行量を最大限に活用しました。中国を代表し、このスポーツにおける母国の先駆者になれたことをとても誇らしく思います。今回のテスト、そして今後のテストが、今後中国のモータースポーツの成長に役立ち、みんなにも多くのチャンスが与えられると信じています。小さな第一歩ではありますが、僕をサポートし、このテストを実現させてくれた皆さんにあらためて感謝の気持ちを表したいです」
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