ロータスでブランドディレクターを務めていたステファン・サムソンは、2014年序盤にチームの公式SNSへの投稿が原因で解雇されたことが明らかになった。ソチで冬季オリンピックが開催された2月、ロータスは“全てのアスリートがお盛んだ”というキャプションをつけて2人の男性がキスをしている画像をSNSに投稿した。
ソチオリンピックは、ロシアの同性愛宣伝禁止法を巡って論争になっていた。ロータスは、しばしばユーモアの冷笑的な投稿をしてきたが、その“未許可”の投稿はすぐに削除された。投稿の削除は、ロータスに関連するロシアのスポンサーとオーナーが理由であることは明白だった。しかし、ロータスでブランドディレクターを務めていたステファン・サムソンは、個人のアカウントでその件が原因で“首にされた”ことを明らかにした。「ソチの同性愛者アスリートへの支持する私のツィートによって私が首になったことを伝えたい。ロータス=プーチン。人々は知っておかなければならない」とステファン・サムソンは3600名のフォロワーにむけて投稿した。ステファン・サムソンは、彼のフォロワーは“LotusAntiGay”というハッシュタグを使うべきだとさえ提案した。しかし、後にステファン・サムソンはツィートを削除。「みんな、ごめん。いくつかのツィートを消さなければならなかった。もう一度ね!」