シトロエンやプジョーでWRCチームを率いたオリビエ・クイネルが、ロータスのチーム代表候補に浮上している。ロータスの元代表エリック・ブーリエがマクラーレンに移籍し、マクラーレン代表だったマーティン・ウィットマーシュがロータスのチーム代表を務めるのではないかとみられていた。
だが、マーティン・ウィットマーシュの移籍話は、ソニーとされる潜在的なスポンサーとの交渉が強く関係していたと報じられている。L'Equipe や RMC は、このスポンサーの話し合いは行き詰まっており、マーティン・ウィットマーシュは不利になったとされ、オリビエ・クイネルがチームオーナーであるジェラルド・ロペスの一番の選択肢だとされている。また、RMC は、オリビエ・クイネルが候補に上がっていることをジェラルド・ロペスが認めているとし、オリビエ・クイネルの名前が浮上した背景にはFIA会長ジャン・トッドとの繋がりもあるという。ジャン・トッドの息子ニコラスは、今年ロータスに加入したパストール・マルドナドのマネジャーを務めている。RMC によると、「ロペスとクイネルはすでに話し合いのために会っており、契約は提案されている」が、ロータス内部にはオリビエ・クイネルの年齢とF1経験のなさに懐疑的な見方もあると報じている。