ロータス代表のエリック・ブーリエは、2014年シーズンを通してパストル・マルドナドのドライビングスタイルを微調整することができると自信を見せている。ウィリアムズで3シーズンを過ごしたパストール・マルドナドは来年からロータスに加入し、ロマン・グロージャンとコンビを組む。昨年、F1スペインGPで初優勝を挙げたパストール・マルドナドだが、彼の一貫性には疑問符がつけられている。
だが、エリック・ブーリエは、パストール・マルドナドが、ネガティブなイメージを払拭して、批判が間違っていることを証明できると信じている。「彼は親しみやすい人物で、速いドライバーだ」と、エリック・ブーリセは Sky Sportにコメント。「F1での優勝経験もある。それは実力によるもので、運で手に入れたものではない」「彼が集中し続けることができるようにする必要がある。実際、昨年はロマンもトラック上で集中することに似たような問題を抱えていた。適切なサポートとチームがあれば、パストールも良い結果を出せると確信している」「彼にはまだ微調整が必要だろう。彼にはすでに話をしているが、言うまでもなく、最も重要なことはチームからのサポートを感じてもらうことだ」パストール・マルドナドの加入によってロータスは財政面での後ろ盾を得ることになるが、エリック・ブーリエは、チームが今もカンタム・モータースポーツとの契約締結に向けて尽力していると述べた。「何かが起こると今でも確信しているが、タイミングが問題だ」とエリック・ブーリエは語る。「もちろんパストールからの財政支援があり、それはここ最近の我々が必要としていたものだ。残念ながら、先ほども言ったようにタイミングが問題だ」