ロータスは、2014年のキミ・ライコネンの後任の決定は、チームの財政状況がまとまるまで保留の状態だと述べた。キミ・ライコネンは、ロータスから予算について保証を得ることができなかったことで、チームを離れて2014年にフェラーリに移籍することを決断した。ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは、チームの現在のプライオリティは、数カ月間にわたって進められているインフィニティ・レーシングとの契約を成立させることだと明かした。
2014年のドライバー候補には、ニコ・ヒュルケンベルグとフェリペ・マッサが挙げられているが、エリック・ブーリエは、チームの財政状況がどのように進むかを把握できてはじめて、誰を起用するかという決定を伝えることができると述べた。インフィニティ・レーシングとの契約成立への努力について、エリック・ブーリエは「キミに示したかったが、期限内に完了させることができなかったことを完了させたい」とコメント。「チームのために重要なことなので完了させたい。5年以上の財政的な安定を与えてくれるものだ。過去2年間のアップダウンの後、収益面で2歩前進させてくれるものであり、我々が必要としていることだ」「その後、我々は来年のドライバーについて考えることができる。それだけでなく、2015年、2016年、さらには2017年についてもね」「3年間我々と一緒にいることができる若手を探すか? 1年に賭けて、その後にマーケーットで獲得可能なものを見るか?」エリック・ブーリエの最後のコメントは、12カ月でフリーエージェントになる可能性のあるジェンソン・バトンと潜在的にフェルナンド・アロンソのことを含んでいると思われる。フェリペ・マッサが、シートを獲得するために大きな財政支援をもたらすとの推測があったが、エリック・ブーリエは、フェリペ・マッサにスポンサーは求めてはおらず、2014年の規約変更にむけて非常に貴重になる彼の経験に興味を持っていると述べた。エリック・ブーリエは、商業的な利益をもたらすドライバーよりも、獲得可能な中でベストなドライバーを起用したいと主張する。「優秀さでドライバーを指名するためにも財政状況を完了させたい」「我々が魅力的なドライバーのコンビを持つ魅力的なチームであり、いくつかスポンサーを獲得することができれば、素晴らしいだろう。だがそれはプライオリティではない」
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