ロータスは、今週後半にインフィニティ・レーシングとの契約を成立させ、それがキミ・ライコネンの2014年の残留を納得させられることを望んでいる。ロータスは、6月に投資家グリープのインフィニティ・レーシングに株式の35%を売却することを発表。この契約は、チームの技術的な進歩を支える基礎となるだけでなく、キミ・ライコネンが求める安定性も保証できるかもしれない。
だが、最近、チームオーナーのジェラルド・ロペスは、インフィニティ・レーシングとの取引が期待していたよりも遅れていることを明らかにしており、その契約に疑いの目が向けられていた。しかし、先週末のハンガリーでロータスはインフィニティ・レーシングは会談を行い、状況は前進を果たしたようだ。チーム代表のエリック・ブーリエは、インフィニティ・レーシングとの契約が今後数日で成立することを望んでいる。「今週末までに全てが明らかになるはずだと考えている」とエリック・ブーリエはコメント。「契約は、我々に将来にむけてより多くの楽観主義を与えてくれる」「安定性、サイズといった面で次のステップに進むための全てのリソースをもたらしてくれる」インフィニティ・レーシングによって提供される財政的な後押しが、キミ・ライコネンの残留に繋がるかと質問されたエリック・ブーリエは「メインの事柄ではないが、そのうちのひとつと言える」とコメント。「我々はビック4の後ろの最大チームではない。我々の開始時からの戦略は、サイクルを作り上げることだ」「我々はチームを良くするためにあらゆるものを投入しているし、今はスポンサーや投資家をより引きつけられるようになっている。それが、我々が今行っていることだ」「予想していたよりも時間がかかっているのは明らかだが、我々は大きな契約について話をしている」「今回の契約がクリアになれば、それは今週末にクリアになるはずだが、我々は来年、もっと長い年月で、そのプラットフォームが進歩することがわかる」関連:ロータス、インフィニティ・レーシングに株式35%を売却 - 2013年6月19日
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