ロータスのオーナー、ジャラルド・ロペスは、キミ・ライコネンはタイトル争いに必要な開発ペースを維持できないことを心配することはないと述べた。F1中国GPで、キミ・ライコネンはノーズにダメージを負っているにも関わらず、2位表彰台を獲得。チャンピオンシップ首位の背バスチャン・ベッテルに3ポント差の2位につけている。
ジャラルド・ロペスは、ロータスには、ライバルであるメルセデスやフェラーリ、レッドブルに匹敵するほどの予算はないが、空らと戦うために必要なものは持っていると考えている。ロータスにはタイトル争いを維持するためのリソースとインフラがあるかと質問されたジェラルド・ロペスは「毎年、同じ質問をされるが、毎年我々は他チームと同じデルタを維持している」とコメント。「我々は弱者の立場が好きだ。それが我々だからね。だが、開発面では決して他に遅れたことはない」「我々は異なる資金の費やし方をすると常に言ってきたし、それがチャンピオンシップで我々を面白いチームにしている」「他が費やしているような費やし方をするつもりはないが、それは彼らと張り合うつもりがないという意味ではない」ロータスは、昨年の冬にハネウェルとタイトルスポンサー交渉をしていたが、ぎりぎりのところで決裂した。ジェラルド・ロペスは、他のタイトルスポンサーとも交渉していたとし、すぐにパートナーが見つかることを期待していたと述べた。「契約できるタイトルスポンサーはいくつかあったが、3〜5年間のタイトルスポンサーはいなかった。現在、我々はパフォックで価値があると考えているし、チャンピオンシップはその価値が認められるべきものだ」「我々は自分たちの価値を安売りするべきではないと考えているので、可能性があった特定の契約を拒否した」「それが選択というものだし、選択するときは常に結果に耐えなければならない。我々にとっての結果は、我々(オーナー側)がチームにより多くの資金を出さなければならないということだ」「だが、予算が下がったというわけではない。それどころか、予算は増えている」「我々には良いスポンサーがいるし、おそらく我々が目指している契約からそれほど離れてはいない。我々が望んでいるものを持っているのは間違いない」