ロータスは、今後数レースで、課題となっている予選パフォーマンスに改善をもたらせると自信をみせている。ロータス E20に適した暖かいコンディションで行われたF1カナダGPでは、ロマン・グロージャンが一貫性のあるパフォーマンスをみせて2位表彰台を獲得した。しかし、ロータスは、レースペースをより生かすためには予選でもっと上位グリッドを獲得する必要があることを認識している。
ロータス E20は、気温が高い場合しかベストを引き出せないかと質問されたチーム代表エリック・ブーリエは「マシンが非常に過敏であるかどうかはわからない」とコメント。「タイヤのレンジが非常に小さいことはわかっている。もちろん、タイヤに保守的なマシンの場合、タイヤに熱を入れて、働かせるにはいくつか援助が必要だ」「だが、現在、我々には何をするべきかというアイデアがある。それを成し遂げるための方法がある。ポールポジションを争うだろうとは言わないが、間違いなく良い予選ができるだろう」エリック・ブーリエは、優勝を期待されたモナコでの失望の後、モントリオールでの結果がチームの士気を大きく高めていると語る。「モナコは特例だった」とエリック・ブーリエはコメント。「ロマンはフリー走行で速かったし、予選でも十分な速さがあった。だが、レースのスタートで問題があった。カナダで勢いを維持できているとわかったことは、彼とチームにとって良いことだ。
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