ロータスは、ジェローム・ダンブロシオを2012年のサードドライバーとして起用することを発表した。昨年ヴァージンでF1デビューを果たしたジェローム・ダンブロシオだが、2012年のシートは新人のシャルル・ピックに奪われていた。ジェローム・ダンブロシオは、ロータスのオーナーであるジェニイ・キャピタル傘下のグラビティ・マネジメントがマネジメントを行っている。
「僕のキャリアにおける刺激的なネクストステップだ」とジェローム・ダンブロシオは述べた。「F1での完全なシーズンを小規模なチームのレースドライバーとして戦い、F1について多くのことを学んだ」「これから、僕には将来の発展のために素晴らしいポテンシャルのあるトップチームのひとつで働くチャンスがある。最近のレース経験によって価値ある貢献ができると思っている。もちろんレースがしたいけど、トップチームでレースがしたい」「ロータスF1チームに関わった方がはより有益だと思うし、それでこのような選択をした。このチャンスは逃すことはできないものだった。将来レースに戻りたいという願望が新しいポジションでできる限りベストな仕事をしようというモチベーションになっている」ロータスのチーム代表エリック・ブーリエは「意欲的で、元気がよく、優秀であり、2011年にフルシーズンを戦ったサードドライバーを起用することは、我々にとって非常に有益なことだ。ジェロームがチームに有益に溶け込めることはわかっている」「彼は2010年に我々のリザーブドライバーとして印象的だった。そのシーズン末に彼は若手ドライバーテストで力強いパフォーマンスを示した。また彼はルーキーシーズンにF1レースドライバーとして力強い結果を示した。再びジェロームと働くことを楽しみにしているし、彼は我々の推進力にとってパーフェクトな加算となる」