ロータスは、新車E23での“本格的な始動”はヘレステスト3日目の3日(火)になるだろうと明かした。ロータスの新車E23は搬送に遅れが生じ、テスト初日の午後になったようやくヘレスに到着した。ロータスによると、現地に持ち込まれたE23は、日曜夜から組み立てを始め、月曜日も作業を継続、走り始めるのは火曜日になる見込みだという。
昨年は初回テストを欠席しているロータスだが、今年の遅れはE23の開発にアグレッシブなアプローチを採用したためだと説明している。テクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは「エンストンが生み出した中で最も技術的に先進的なE23ハイブリッドに関しては非常にタイトでアグレッシブな製造プログラムを実行している」と述べた。「エンジニアリングの観点から準備が整い次第、すぐにこのマシンでコースに出て行くつもりだ」「エンストンでエンジンを点火させており、今は実際のトラックでの初走行に向けて全てを仕上げているところだ。これまでのE23ハイブリッドの様子から、エンストンの誰もがとてもポジティブに考えているし、テスト終盤に初めて走行させる瞬間を楽しみにしている」