セバスチャン・ローブが、6年連続でWRC(世界ラリー選手権)のチャンピオンを獲得した。WRC最終戦ラリー・グレートブリテンで、最終日にセバスチャン・ローブ(シトロエン)は、3時間16分25秒4で優勝。ミッコ・ヒルボネン(フォード)を1ポイント差で抜き、史上初の総合6連覇を達成した。「素晴らしいシーズンだった」とセバスチャン・ローブは語る。
「僕たちは良いスタートを切ったけど、そのあと僕たちは全てを失い、ヒルボネンと1ポイント差でここへ着た。最終的に僕たちは実現することができた。本当に嬉しい。でも、ミッコはかなり手強かった。来年は確実にタフな一年になるだろう」「今回は、最高のタイトル優勝のひとつかもしれない。激しいバトルだったし、ほぼ最後のラリーが終わるまで続いていた。信じられなかったね。今年、僕たちは浮き沈みがあったけど、勝利で終えることができた。最高の気分だ」セバスチャン・ローブは今シーズン、開幕5連勝するなど12戦で7勝。通算54勝と最多勝記録を更新した。