ヴィタントニオ・リウッツィ：インタビュー

どんな種類のテストをしていたのですか？数か月前まで、僕たちはバレンシアやその以前のシルバーストンに持ち込んだパッケージなどのマシンに装着する新しいアップデートの全てをテストしていた。僕たちは常に風洞ででテストしていることとサーキットに持ち込んでいるものの答えが同じかを調べるために実施してる。もちろん、新しいエアロバランスのセットアップにもトライしているので、サーキットに到着するときは、すでに良いベースラインを持っているんだ。ここ2年、特にマシンが改善した最近、サイドラインから観ているのはどれくらいタフなことでしたか？チームや僕たちが遂げた改善に多く関わっていたと感じている。多くの開発は風洞でなされたし、チームが前進し、素晴らしい仕事をしていることにとても満足している。確かにスパでポールポジションを獲得したのは僕たちにとって少し夢のようだったよ！でも、僕の2年目はサードドライバーとしてだったので、辛い1年だった。僕はレースをするために生まれたと思っているし、やはりテレビでレースを観るのは辛いことだ。でも、内面ではかなり自信があったし、すぐにレースシートに戻れると確信していた。それが今後のモティベーションを保っていた。僕が必要なときはいつでもマシンに飛び乗る準備はできていた。あなたは今年、A1GPでレースをしていました。それくらい役に立ちましたか？ポルトガルとブランズ・ハッチで走った。素晴らしいイベントだったし、僕にとって良いトレーニングだった。たとえF1ではないとしても、それらは僕に与えてくれたし、フィアット500でもF1マシンでも、僕たちはレーサーだ！A1は運転するには素晴らしいクルマだった。フィーリングはF1マシンとそれほど遠くなかったからね。だた少し重くて、エンジンは強くなかった。でも、間違いなく良いトレーニングだったよ。今年の始めにはスピードカーシリーズでもレースをしました。それはどうでしたか？忙しさを保つもうひとつのイベントだったけど、確かにシングルシーターのドライビングスタイルとはとても違っていたね！何人か本当にプロフェショナルなドライバーとドライブしていたので、それは僕に多くを教えてくれた。名前をあげる必要はないけど、F1の歴史にいるみんながそこにいたよ！彼らからレースのアプローチやレースでのふるまいをたくさん学んだ。クルマをドライブするのは楽しいので、本当に楽しかったよ。これまでファンとしてモンツァに行ったことはありますか？ないね！子供の頃はモンツァではなくイモラだった。再びそこでレースをすることはどんな気持ちですか？モンツァはチャンピオンシップ全体で最も歴史的なレースのひとつだし、イタリアにある。モンツァの雰囲気は素晴らしいし、2004年にF3000で優勝したときは信じられない感覚だった。サーキットの環境を理解する必要がある。森の中だし、木の真ん中を330km/hでドライブする。パークは本当に特別だ。周りを歩くと古い銀行が見えて本当に素晴らしいし、本当に歴史を感じる。F1ではどうでしたか？2回レースをして、14位と17位で両方とも完走しているよ！でも、僕がいたチームにとっては良い結果だった。トロ・ロッソはモンツァのトップスピードにいつも苦しんでいたからね。長い間離れていて、なにか懸念はありますか？準備を保っていたし、鋭さを保つために多くの取り組みをしていたので、本当にマシンに飛び乗る準備ができていると思っている。身体的なアプローチにはモンツァはパーフェクトだ。シンガポールはサーキットを知らないし、去年みんなとても身体的だと不満を言っていたので、もっとタフになるだろう。スピードは心配していない。すぐにペースに近づけると思う。これまで以上に準備はできているよ。関連：フォース・インディア、リウッツィの起用を発表