F1のCEOを務めるステファノ・ドモニカリは、2022年に史上最多の23戦のカレンダーを実現することを目指してF1韓国GPの復活を含めていくつかの国と交渉していることを明らかにした。2021年、F1は史上最多の23戦のカレンダーで開催することを計画していた。しかし、新型コロナウイルスの猛威は今年に入ってからも継続しており、シーズン後半のF1日本GPの中止によって22戦に短縮されたカレンダーに変更。それでも後半戦にはまだ開催できるかが危ういグランプリもある。
すでに、F1は2022年のカレンダーの策定を進めているが、ステファノ・ドメニカリは、F1がドイツに復活することはないと断言する。「主催者はもはやグランプリを主催することを信じていないような気がする」とステファノ・ドメニカリは、ホッケンハイムとニルブルクリンクに言及した。ステファノ・ドメニカリは、ドイツの主催者の消極的姿勢を、ザントフォールトで新しく人気の高いF1オランダGPの責任者と比較した。「オランダで何が起こったのかを見てほしい」とステファノ・ドメニカリは言った。「ザントフォールトは今後3年間完売するだろう」今年の残りのスケジュールが不確実である中、2022年のF1カレンダーは数日または数週間でリリースされると考えられている。ステファノ・ドメニカリは、2022年こそ記録的な23レースを目指している。「バーレーンを皮切りに、ヨーロッパやその他の世界のレースの約3分の1は想像することができる」とステファノ・ドメニカリは語った。「アフリカから問い合わせがあるし、南北で交渉している。他にも韓国など、極東の1~2か所と交渉している」