F1の新CEOに就任したステファノ・ドメニカリは、新型コロナウイルスによる危機が継続し、レースがどんどん“退屈”になっているとの見解に反し、F1の将来について明るい考えを持っていると主張する。「レースが退屈? 私は数字を見ているが、昨年はオーディエンスは増えている」とステファノ・ドメニカリは Rete4 に語った。
元フェラーリのチーム代表、ランボルギーニのCEOであるステファノ・ドメニカリは、早速開幕戦に予定されていたオーストラリアGPが11月に延期されたにも関わらず、バーレーンでのシーズン開幕を楽しみにしていると語る。「F1には大きな願望がある。何百万もの人たちが見ているからね」「情熱、キャラクターに関して、ドライバーがユニークで神話的であり、人々の興味を引く存在のままでいるという願望だ」しかし、一部のF1チーム代表は、新型コロナウイルスのパンデミックがF1カレンダーと通常の作業ルーチンを揺るがした2020年と同じように2021年シーズンも混乱することを公然と心配している。新型コロナウイルスがまだ猛威を振るっている状況でもF1を進めることができるかと質問されたステファノ・ドメニカリは「実施は可能だ」とコメント。「昨年は非常に好調で、非常に煩わしい必要な手続きを踏まなければならないという困難はあったが、チャンピオンシップは実施された。この道を歩み続けたいと思っている」「中心となるのはイベントであり、ユニークで興味深いコンテンツでいっぱいでなければならない」