F1は声明を発表し、2020年のF1カレンダーを白紙化。改訂されるものは“当初のカレンダーとは大幅に異なるものになる可能性が高い”と述べた。2020年のF1世界選手権は、新型コロナウイルスの世界的な大流行を受けてすでに9戦が延期・中止となっており、まだスケジュールが変更になっていないグランプリも脅威にさらされている。
F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、2020年のF1世界選手権を7月に開始できる場合には最大で18~19戦をターゲットにしており、無観客レースも視野に入れていることを明らかにいている。Formula1.comで発表された声明の中で、当初発表された2020年のF1カレンダーは事実上もはや意味をなさないことを確認した。「我々の意図は、2020年のシーズンをこの夏のある時点で開始することです」「現時点では、状況がいつ改善するかを正確に把握することはできませんが、状況が改善したら、再びレースに出かける準備はできています。私たちは皆、2020年のチャンピオンシップシーズンをファンにもたらすことに全力を尽くしています」「F1は現在、2020年カレンダーの改訂版にちいてプロモーターと協力しており、実際のシーケンスとスケジュールの日付はオリジナルの2020年カレンダーとは大幅に異なる可能性があります。これはやがて公開されます」F1はすでに夏休みを3月と4月に移動し、8月にレースを開催するスペースを確保いているが、、2021年1月にレースを開催する可能性を残していることを確認している。また、F1は延期・中止となったレースのチケットをすでに購入したファンのためのチケット払い戻しの詳細も提供した。「F1Tickets.com、F1 Paddock Club、およびF1 Experiencesを通じて延期またはキャンセルされたレースのチケットを購入した場合、現在利用可能な転送および払い戻しオプションについて、各レースプロモーターと協力しています。これらのオプションの最終決定に向けて迅速に取り組んでおり、ご連絡いたします。」「これらのルートを介して購入しなかったチケット所有者は、購入場所を通じて転送または払い戻しに関する最新情報を入手する必要があります。転送または払い戻しプロセスはレースごとに異なる場合があるため、関連するチケット再販業者またはプロモーターの公式ウェブサイトのいずれかをご覧ください」「延期されていないレースに関しては、チケット所有者のチケットは引き続き有効です」