F1の最高経営席責任者であるチェイス・キャリーは、2020年のF1カレンダーから既存の2つのグランプリが脱落する可能性が高いことを明らかにした。2020年のF1世界選手権は、すでにF1ベトナムGPが追加されることが確認されており、また、ザントフォールトでのF1オランダGPの復活も合意に近づいているとされている。
チェイス・キャリーは、2020年のF1カレンダーから脱落するであろう開催地を挙げてはいないが、2つの開催地の契約が今シーズン限りで終了する可能性が高いことを示唆した。すでにモンツァでのF1イタリアGPは契約延長に近づいていることが示唆されているが、シルバーストン、ホッケンハイム、メキシコ、バルセロナは今シーズンが契約の最終期限となっており、バルセロナはカレンダーから脱落する可能性が高いと報じられている。「我々は2020年のレースカレンダーの確定を進めている」とチェイス・キャリーはコメント。「原則として2つの更新について合意を得ており、他の3つの更新にも積極的に取り組んでいる。さらに、ハノイでのレースをすでに発表しており、トラックと施設の建設が始まっている」「ハノイは世界で最もユニークで挑戦的なレースコースの1つであり、22のコーナーといくかのロングストレートがある。設計には我々が密接に関わってきた。数週間前にハノイに行ったが、興奮は明白だった」「ハノイに加え、2020年に我々のカレンダーに新たなサーキットを追加することも原則的に合意している。我々は2020年にレースの数を確定していないが、今のところ、2019年と同じ21戦になると予想ている」「その数学は、我々が現在のすべてのレースを更新することができないということを意味している」
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