リバティ・メディアは、株主がF1買収を承認したことを明らかにした。リバティ・メディアは17日(火)、コロラドで特別株主総会を開催。社名を『フォーミュラ・ワン・グループ』へと変更し、新株を発行することが可決された。すでにF1の19.1%の株式を取得しているリバティ・メディアは昨年12月、買収を完了させるために投資家から15億5000万ドル(約1820億円)を調達したことを発表していた。
リバティ・メディアの会長ジョン・マローンは「取得のクロージングは、F1の管理機関であるFIAからの承認が条件のままだ」と述べた。FIAは水曜日に世界モータスポーツ評議会の臨時会議を招集。FIAが正式に買収を承認する前に議論するとみられている。リバティ・メディアは“2017年の第一四半期の終わり”までに買収を完了させる予定としている。FIA、リバティ・メディアのF1買収を承認