リアム・ローソンは、自身のレーシングブルズのシートを巡り、レッドブル育成ドライバーでF2ランキング首位のニコラ・ツォロフへの交代説が浮上していることについて、「まったく考えていない」と一蹴した。今季好調を維持するローソンは、ここまで9戦を終えてドライバーズランキング10位、39ポイントを獲得。直近5戦連続入賞を記録し、レーシングブルズのコンストラクターズランキング5位争いにも大きく貢献している。
一方で、F2ではツォロフが3連勝を達成してランキング首位に立っており、2027年のF1昇格候補として注目を集めている。ローソンのシートを巡る憶測が浮上ブルガリア出身のニコラ・ツォロフは、シルバーストンでスプリントとフィーチャーレースを制し、F2で3連勝を達成。2012年のダビデ・バルセッキ以来となる快挙を成し遂げたことで、一気にF1昇格候補として名前が挙がるようになった。その結果、一部ではツォロフが2027年からレーシングブルズのシートを獲得するとの報道も流れている。しかし、それらはいずれも裏付けのない憶測の域を出ていない。「噂は気にしていない」と冷静な姿勢こうした報道について質問されたローソンは、冷静な姿勢を示した。「正直なところ、そういうことはまったく考えていない」「もちろん、夏休みはチームがいろいろなことを検討する時期だし、その前にまだ数レースある」「だから今は、これまでやってきたことを続けることだけに集中している」重要なのは結果を出し続けることローソンは現在の流れに手応えを感じており、夏休み前の数戦でも好結果を残したいと語った。「最近は本当にうまくいっている。夏休みに入る前に、あと数戦をいい形で終えられたらうれしい」さらにF1では噂が一人歩きすることは珍しくないとした上で、そうした話題に振り回されるつもりはないと強調した。「F1では、それほど長くいるわけではないけれど、噂がどれだけ大きく膨らんでいくのかを見るには十分な時間を過ごしてきた。だから、そういうことは本当に気にしていない」ローソンは将来の憶測に目を向けるのではなく、現在のパフォーマンスに集中する姿勢を明確にした。一方で、ツォロフの快進撃が続く限り、レッドブル陣営の2027年に向けたドライバー人事を巡る議論は今後も続きそうだ。