リアム・ローソン(レーシングブルズ)は2026年F1モナコGP予選で10番手を獲得し、Q3進出を果たした。モンテカルロ市街地コースでのQ3進出は2年連続となり、今季開幕戦オーストラリアGP以来のベストグリッドを手にした。週末序盤は苦戦を強いられていたものの、予選に向けて大幅なセットアップ変更を実施。チームは予選で本来の競争力を引き出すことに成功し、ローソンはトップ10グリッドを確保した。
苦戦した金曜日からの巻き返しローソンは予選後、週末の流れについて振り返った。「主にプラクティスの後の話だと思う。週末に入る前は実際かなり良い感触があったんだ」「僕たちのマシンはカナダで低速コーナーがとても良かった。でも昨日はかなり苦戦した」「ここはトラフィックもあって難しい。ラップをまとめるのも大変だ。だから予選までは本当のペースが分からない」「でも正直うれしいサプライズだった。今週末は本当にたくさん変更を加えた。普段よりずっと多かった」「もうひとつ順位を上げられたら良かったけどね。でもP10は良い結果だ」予選ではアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がポールポジションを獲得。ローソンは混戦のQ1とQ2を突破し、Q3進出を決めた。一方、チームメイトのアービッド・リンドブラッドはQ2敗退で15番手となった。決勝はスタートが最大の鍵モナコではオーバーテイクが難しいことで知られるが、ローソンは2026年マシン特有の状況もレース展開に影響するとみている。「オーバーテイクは難しくなると思う」「今週末はストレートモードがないけど、それ自体はそれほど大きな違いじゃない。重要なのはブーストの方だ」「常にフルデプロイ状態になるから、速度差はほとんど生まれないはずだ」「純粋にマシンのペース勝負になると思う。だからスタートがとても重要になる」モナコGPでは予選順位が結果を大きく左右する。10番グリッドを獲得したローソンにとって、ポイント獲得圏内を維持しながらレースを進められるかが焦点となる。レーシングブルズ首脳陣も高評価レーシングブルズの最高技術責任者アラン・パーメインは、予選でようやくマシンの実力を示せたと評価した。「モナコの予選は、ようやく僕たちのマシンのペースを示す機会になった」「このコースはドライバーにとっても、特にエンジニアにとっても多くの課題を突き付ける」「ドライバーに自信を与えながら、同時にコーナーへ完全にコミットできる応答性も備えたセットアップが必要だ」「それがなければ速いラップは不可能だ」「決して簡単な週末ではなかった。しかし予選までにVCARB 03を理想的な状態へ持っていくことができた」「リアムはほぼ完璧なセッションをこなし、Q3進出を果たして10番手を獲得した」「アービッドはQ2で完璧なラップをまとめられず15番手になった」「明日のレースを楽しみにしている。クリーンなレースを実行できれば、ポイント獲得には十分な自信がある」モナコでは予選結果の重要性が他のどのサーキットよりも高い。レーシングブルズにとっても、ローソンがトップ10からスタートする今回のレースは貴重なポイント獲得の好機となりそうだ。【関連】・F1モナコGP 予選 結果・タイムシート:アントネッリがポールポジション