リアム・ローソンは、2026年F1シーズン開幕を前に、新時代マシンで直面している最大の課題について語った。50%電動化と100%持続可能燃料の導入により、ドライバーにはこれまで以上に繊細なエネルギーマネジメントが求められている。レッドブル・レーシングでシーズンを開始した昨年とは異なり、今季はレーシングブルズでフル参戦2年目を迎えるローソン。だが、新レギュレーション下での挑戦は、経験値だけでは補いきれない領域に踏み込んでいる。
「バッテリー管理は、理解するうえで間違いなく最も難しい部分だ」とリアム・ローソンは語った。「昨年とはまったく違うし、はるかに敏感だ。特に予選ラップに向けてバッテリーをどう準備するか、そして長いスティントでどう管理するかが重要になる」「それに加えて、マシンの空力は大きく減少している。より運転が難しくなり、全体的に許容範囲も狭くなっている」2026年は内燃エンジンと電力の出力比率が50対50へと移行。これにより、エネルギー回収と放出のタイミングがラップパフォーマンスを左右する重要要素となった。バーレーンでのプレシーズンテストでは、多くのドライバーがグランプリ全体の展開だけでなく、1周の予選アタックすら読みづらいと懸念を示していた。ローソン自身は、完全に未知の状態でテストに臨んだわけではないと明かす。「新しいレギュレーションについては昨年の早い段階から把握していて、すぐに準備を始めた」とローソンは述べた。「だから初めて新車に乗ったときも、何を期待すべきか、2025年型と2026年型の主な違いについては理解していた」「驚きではなかった部分もあるが、実際にクルマに乗ると最適化の方法をまだ学んでいる段階だ」開幕戦オーストラリアGPを前に、勢力図の予測は極めて困難だという。「自分たちの本当のペースがまだはっきりしていないので、現時点でどこにいるのかを言うのは難しい」とローソンは語った。「もちろん目標はポイントを獲得することだが、個人的には常に最大限を引き出すことに集中している。マシンに乗るたびに、可能な限り最高のパフォーマンスを発揮したい」エネルギー管理、空力低減、そしてセッティング自由度の拡大。2026年F1は、ドライバーの適応力が例年以上に問われるシーズンとなる。ローソンにとっても、それは極めて“センシティブ”な戦いの始まりを意味している。
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