リアム・ローソンは、F1エミリア・ロマーニャGP予選Q1で角田裕毅のクラッシュによる赤旗の影響を受け、「チャンスを失った」と語った。ローソンはQ1で16番手に終わったものの、フランコ・コラピントのペナルティにより15番グリッドに繰り上がる見通し。しかし、序盤の角田裕毅のクラッシュと、終盤のコラピントの事故によって、納得のいくアタックを行う機会を完全に奪われたと主張した。
チームメイトのアイザック・ハジャーは9番手と好位置につけ、両フェラーリ勢の前に出る結果を残しており、ローソンは自らのマシンにも同様のパフォーマンスがあったと信じている。「最初の赤旗で大きく妨げられたし、その後の2度目の赤旗でもアタックラップ中だった」とローソンはRacingNews365を含むメディアに対してコメント。「こういう状況では、全員が最大限を引き出そうとしているけど、今回は僕たちがその被害を受ける側になってしまった。マシンの速さは間違いなくあったと思う」「週末を通じて速さがあったし、いろいろと試して学び、それをクルマに反映させて効果が出ていた。最初のラップではかなり競争力があった。でも、アタックのチャンスがなかった」角田裕毅のクラッシュについて問われたローソンは、イモラのようなハイリスクなサーキットでは、ミスが大きな代償につながると語った。「ドライバーはみんな、こういうオールドスクールなサーキットが好きなんだ。リスクは高いけど、やりがいがある」「多くの場所でホワイトラインのすぐ外が芝生になっているから、クルマをギリギリまで攻めていく。そして予選では、最後の1%を削り出そうとする。でも時には、それが代償を伴う」「こういうクラッシュは見たくないし、彼が無事でよかった。でも、こういうサーキットではこうしたことが起こり得る」
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