リアム・ローソンは、予選でまたも期待外れのパフォーマンスを見せ、中国グランプリを最後尾からスタートすることとなった。リアム・ローソンはレッドブル・レーシングでのキャリアのスタートが困難なものとなっており、オーストラリアでは予選18位、今週末の上海ではスプリントと決勝の両方に予選で最下位となった。Q1では、マクラーレンのランド・ノリスのベストタイムから1.191秒遅かった。
同じセッションでは、レッドブルのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンがリアム・ローソンから0.720秒差で5位となった。「とても、とても厳しい。トラフィックの問題やそういったことに腹を立ててしまうこともあるが、それが僕が通過できるかできないかの違いになってはならない」とローソンは認めた。ローソンは中国での予選セッションでは両方とも最下位だった。「トラフィックやそういったことを少しずつ改善していく前に、僕自身が解決しなければならないことがたくさんある。とにかくフラストレーションが溜まる」Sky Sports F1 から、RB21のどのような点を改善する必要があるのかと尋ねられた際には「とにかく時間が必要だ」と語った。「残念ながら、あまり時間がないが、それは仕方ない。F1マシンを運転するには、自分がやっていることに100%の自信を持たなければならない。自信がないわけではないが、その余裕がほとんどない」「それをどうにかしなければならない。他にどう表現していいのかわからないが、十分ではないんだ」僅かなマージンがローソンに打撃を与えている。ローソンは昨年、RB(現レーシング・ブルズ)で印象的な走りを見せたが、レッドブル・レーシング昇格後は厳しい状況に直面している。先週末のオーストラリアでの危険なコンディションの中、雨が降る中スリックタイヤのままクラッシュしてしまったが、土曜日のスプリントレースでは14位まで着実に順位を上げていくなど、ポジティブな面も見られた。
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