リアム・ローソンは、F1ラスベガスGP初日のフリー走行を15番手で終えた。ラスベガス・グランプリの週末のスタートは困難を極め、RBは「極端な」セットアップの方向性を採用することになった。リアム・ローソンと角田裕毅は、フリープラクティス1で20人中最も遅いタイムを記録し、トップから3.5秒以上遅れをとった。
アプローチを変えたフリープラクティス2では、結果が改善され、角田裕毅が10番手、リアム・ローソンが15番手となった。リアム・ローソンは、ラスベガス・ストリップ・サーキットでの初日について、「正直、難しい」と語った。「明らかに非常に寒く、トラックは本当に滑りやすく、本当に汚かったので、当然ながらビルドアップされるのを待つだけだった」「その後、P2は少し良くなったけど、まだ明らかに非常に寒かった。かなり寒かったけど、トラックの状態は良くなり、当然ながら僕たちもいろいろと学んだ」「正直に言うと、僕たちは本当にゆっくりと1日をスタートした。それから一歩を踏み出し、多くのことを学んだ」「僕たちは2人とも、似たような方向性ではあるが異なる方法でかなり極端なことを試したけど、そこから多くのことを学んだと思う。だから、明日はそれを活かせるだろう」前回のサンパウログランプリでアルピーヌが予選・決勝でダブル表彰台を獲得したことにより、RBはコンストラクターズ選手権で不安定な立場に置かれている。これにより、アルピーヌはランキング9位から6位へと急浮上し、8位のRBとは5ポイントの差をつけた。木曜日のラスベガスでは、アルピーヌのピエール・ガスリーが有望なペースを見せ、フリープラクティス2では両方のハースドライバーがトップ10で終えた。今週末を残して残るレースは2つだけだが、ここでポイントを落とせば、RBのシーズン終了時の結果に決定的な影響を及ぼす可能性がある。しかし、ローソンは木曜日に得られた結果から、RBにはチャンピオンシップポイント獲得の可能性があると示唆している。「確かに、今日得られた知識を活かして明日には一歩前進できると思うけど、他のチームも同じように前進している」と22歳のリアム・ローソンは指摘する。「自分たちがどの位置にいるのかはわからないけど、自分としては明らかに上位に食い込めるだけの進歩があると思っている。そして、トップ10の後半に食い込めることを期待している」「でも、それは他のみんながどうなるかにもよる」