リアム・ローソンは、2025年にF1グリッドに並ぶことが「確実」ではないことを認めている。レッドブルF1のコンサルタントであるヘルムート・マルコは数日前、同ブランドのリザーブドライバーが「間違いなく」来年はレッドブルブランドのF1カーでレースに出場すると明かし、波紋を呼んだ。
しかし、チームのボスであるクリスチャン・ホーナーはこれに反対し、マルコは前言を撤回した。「私は、彼が来年F1カーに乗るだろうと述べたと思う」とマルコはViaplayに語った。「我々が彼を確保できるオプションを持っていることは周知の事実だが、それは我々が彼にF1のシートを保証できる場合のみだ。我々は9月までに、具体的にどのような行動を取るかを決定するつもりだ」しかし、レッドブルの4台のマシンのうちの1台にローソンが乗る可能性が高いことは、ローソンがウィリアムズのローガン・サージェントの即時的な代役になるという提案にマルコが早い段階で「ノー」と答えたことからも明らかだ(後に撤回)。「我々は近い将来、リアムのために独自の計画を持っている」とマルコはAuto Motor und Sportに語った。22歳のローソンにとって、すべてが有望に思えるが、彼はまだ浮かれてはいない。「まだ確定していない以上、何が起こってもおかしくない」とザントフォールトでローソンは語った。「今の僕にとっては、待つしかない」「もちろんフルタイムのシートが欲しいけど、それがいつになるかはまだわからない。もちろん来年にはそうなることを願っているけどね」リアム・ローソンは、昨年アルファタウリで負傷したダニエル・リカルドの代役として5つのグランプリに出場したことから、フラストレーションのたまる期間だったことを認めている。「そうだね、すでに経験していると、かなりフラストレーションがたまるものだ」とローソンは認めた。「でも、それもまた一部だ。最終的にシートを手に入れられるのであれば、待つことはまったく気にならない」リアム・ローソンは、昨年、過酷なシンガポールサーキットで9位を獲得し、F1キャリアポイントを稼ぐことに成功した。「誇りに思っている」と、オランダGPのサイドラインで彼は語った。「でも、僕の目標はフルタイムのF1ドライバーになることだ」「現時点では、まだ実現していない。それが実現したときに初めて、本当に誇りに思うだろう」
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