レッドブルF1のリザーブドライバーを務めるリアム・ローソンは、2025年のF1ドライバー市場で自分がどの位置にいるのかまったくわからないと認め、「そもそも分かるのかどうかも分からない」と語った。レッドブル・レーシングと姉妹チームの RB のサードドライバーを務めるローソンは、2025年にレッドブルでフルタイムのシートを獲得する有力候補の1人だったが、セルジオ・ペレスと角田裕毅が先週契約延長にサインしたため、シートは1つしか残っていない。
リアム・ローソンは昨シーズン、アルファタウリで負傷したダニエル・リカルドの代役として5レースに出場し、シンガポールではポイントを獲得するなど、急な出場にもかかわらず実力を発揮して好成績を収めた。昨年の日本GPの頃までにリカルドが2024年シーズンのフル契約を結んだたため、ローソンはF1初出場で好成績を収めて信用を得ていたにもかかわらず、レッドブルでの活動を控えることになった。しかし、角田裕毅がレッドブルの姉妹チームでもう1年継続し、シニアチームの両方のシートが確保され、リカルドが前回のカナダで今シーズン初のポイントを獲得したことから、リカルドが残留した場合、ローソンの現在のチーム内での選択肢は少なくなるかもしれない。しかし、リアム・ローソンあh、自身の将来に関してフルタイムでグリッドに立つことに対して依然として前向きな姿勢を保っている。2025年のF1シーズンにグリッドに並ぶ可能性があるかと質問されたローソンは「もしその答えを知っていたら、おそらく今頃はマシンに乗っているだろうし、全く分からない」とtalkSPORTに答えた。「もちろん、今はすべてが変化している。多くのドライバーが移籍しているので、現時点では、自分がどの位置にいるのか、あるいはそもそもいるのかどうかもわからない。でも、今は毎日その目標に向かって努力している」もしF1グリッドに復帰する場合に何を優先するかと尋ねられたローソンは、可能であればレッドブルに留まることが第一の目標であると答えたが、そのような動きが実現しない場合は、他の場所を探す用意があると認めた。「正直なところ、最終的には、もちろん、F1でレッドブルの一員になりたいと思っている」とローソンは語った。「彼らは今、最も強いチームだ。僕はレッドブルで6年目を迎えるし、彼らとずっと一緒にいる」「もし選べるなら、レッドブルで所属したい。でも、レッドブルのシートがないなら、僕の目標はF1なので、どこでもいい」