2017年 ル・マン24時間の予選2・3回目が15日(木)、サルト・サーキットで行われ、トヨタ 7号車がポールポジションを獲得。トヨタ 8号車も2番手に続き、トヨタがフロントローを独占した。第85回ル・マン24時間レースの予選2日目はドライコンディション。午後7時間から予選2回目、午後10時から予選3回目が各2時間にわたって行われた。ル・マン24時間レースは、3回の予選セッションが行われ、それら予選3セッション中の最速ラップタイムで決勝のスターティンググリッドが決定する。
ポールポジションを獲得したのはトヨタ 7号車(小林可夢偉/マイク・コンウェイ/ステファン・サラザン)。午後7時から行われた予選第2回目の終盤、小林可夢偉はセッション開始後1時間ほどで起きたアクシデントで赤旗中断になっていたセッションが再開してすぐ、コースがクリアな状況でタイミングよくタイムアタックを開始。前日の予選第1回目に記録した自らのタイム3分18秒651から約4秒ものタイム更新で、最終的に2番手グリッドにつけたTS050 HYBRID #8号車にも2秒半の大差をつける大記録となった。午後10時から予選3回目ではすっかり夜の帳が降りたコースで、トヨタ TS050 HYBRID #8号車の中嶋一貴がタイムを3分17秒128まで縮め、予選2番手のポジションを確保。トヨタのフロントロースタートが決まった。3番手はポルシェ 1号車(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ニック・タンディ)、4番手はポルシェ 2号車(アール・バンバー/ティモ・ベルンハルト/ブレンドン・ハートレー)が続き、ポルシェの2台が2列目に並ぶ。LMP2クラスはG-Drive Racing 26号車、GTE ProクラスはAston Martin Racing 97号車、GTE AmクラスはLarbre Competition 50号車がポールポジションを獲得した。第85回 ル・マン24時間レース 予選ハイライト


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