2020年のル・マン24時間レースが9月19日~20日に行われ、トヨタ8号車(セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー)が3連覇を達成し、TS050 HYBRIDでの最後のル・マンで有終の美を飾った。今回で88回目を迎えるフランスの伝統的なル・マン24時間レースでトヨタはTS050 HYBRIDと共に3連覇という歴史を刻んだ。1000馬力、4輪駆動のTS050 HYBRIDは、デビューした2016年は残り2周というところで勝利を逃したが、2018年に初勝利を飾ると2019年も制し2連勝を挙げていた。
トヨタ8号車(セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴、ブレンドン・ハートレー)が優勝。LMP1規定の終焉と共に今季限りで戦線から退くTS050 HYBRIDにとって、最後の挑戦となる今年のル・マン24時間レースで3連覇を達成し、優勝トロフィーを永久に保有する権利を得た。トヨタ TS050 HYBRID 7号車 (マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス)は3位でレースを挙げた。LMP2クラスはUnitedAutosport 22号車、LM-GTE Proクラスはアストンマーティン・レーシング97号車、LM-GTE AmクラスはTFスポーツ 90号車がクラス優勝を果たした。
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