2025年F1 ラスベガスGP フリー走行2回目のハイライト動画。11月20日(木)にラスベガス・ストリップ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第22戦 ラスベガスグランプリのフリープラクティスが行われた。フリー走行2回目は、ランド・ノリス(マクラーレン)がトップタイムを記録した。初回セッションで苦戦した流れを断ち切り、夜のFP2では一転して最速を叩き出す形となった。
一方で終盤には2度の赤旗が出され、多くのドライバーが計画していたソフトタイヤでの予選シミュレーションを実行できず、初日のパフォーマンス評価は依然として難しい状況となっている。ノリスがソフトで先行、角田裕毅は予選ランの一部が中断ノリスはフロント勢の中で最も早い段階でソフトタイヤへ交換し、赤旗前のタイミングで予選想定のアタックラップを完遂。その後、コース補修による赤旗が発動し、続いて再開直後にも赤旗が出されるなど、走行時間が大幅に削られた。レッドブル・レーシングの角田裕毅も、この赤旗の影響を強く受けた1人で、予定していた後半のプログラムに制限がかかった形となった。それでも、中盤まではロングランと仕様違いテストを着実にこなし、走行ごとのペースは安定していた。アントネッリが僅差の2番手、ルクレールはギアボックス不調でストップ2番手にはメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが入った。ミディアムタイヤでの計測にもかかわらず、ノリスとの差はわずか0.029秒と小さく、予選に向けて手応えの強さを示した。シャルル・ルクレール(フェラーリ)はソフトタイヤで3番手を記録したものの、終盤にギアボックスの問題でマシンがストップ。セッション終了直後に戦線を離脱し、フェラーリは夜間の作業対応が必要となった。