2024年F1 ラスベガスGP 予選では、ジョージ・ラッセルがセンセーショナルなポールポジションを獲得した。メルセデスは涼しい夜のコンディションで生き返ったかのようだ。しかし、その後方では多くの争いが繰り広げられ、フェラーリはマクラーレンのライバルたちを抑えて予選を制した。一方、マックス・フェルスタッペンはランド・ノリスの前にスタートする。以下は、ラスベガス・ストリップのベストなFACTS AND STATSを紹介。
■ ラッセルは今年、カナダ、イギリス、そしてラスベガスでポールポジションを獲得した。これは彼のキャリアにおける4回目のポールポジションだった。■ カルロス・サインツJr.は、昨年は10位のグリッド降格を喫したものの、2年連続で予選2位を獲得した。サインツは、ここで2回、合計0.142秒差でポールポジションを逃している。■ サインツにとってメキシコシティでポールポジションから優勝して以来、過去3レース中2度目のフロントロースタートとなる。■ サンパウロではエステバン・オコンが4番手スタートとなり、ラスベガスではピエール・ガスリーが3番手となった。ガスリーは2021年のカタール以来、トップ3でスタートした経験は1度しかないが、昨年は4番手スタートだった。■ シャルル・ルクレールは4番手だったが、過去2回のレース勝利は、モンツァとオースティンでいずれも4番グリッドからだった。ジョージ・ラッセルはシルバーストーン以来となるポールポジションをラスベガスで獲得した。■ マックス・フェルスタッペンは5番手、ランド・ノリスは6番手だった。この順位でフィニッシュすれば、フェルスタッペンがチャンピオンシップを制することになる。■ フェルスタッペンはブラジルで17番グリッドから優勝しており、これまでに10種類のグリッドポジションから優勝しているが、5番グリッドから優勝したことはない。■ ノリスは、過去14レースで3度目となるトップ3圏外からのスタートとなる。彼はグリッド5位圏外から優勝したことはない。■ サンパウロで3番グリッドからスタートした角田裕毅は7番手だった。■ オスカー・ピアストリはチームメイトに5戦連続で予選で敗れ、8番手スタートとなった。■ ニコ・ヒュルケンベルグは今季10回目のQ3進出をハースで果たした。■ ルイス・ハミルトンは10番手だったが、Q2のラップタイムを再現できていればトップ3に入っていたはずだ。ピエール・ガスリーはサンパウロでの表彰台をラスベガスのトップ3グリッドで裏付けた。■ ケビン・マグヌッセンは過去2回のレースでQ3に進出していたが、昨年ここでトップ10シュートアウトに進出した後、ラスベガスでは12番手に甘んじる結果となった。■ 周冠宇はシルバーストーン以来となるQ2進出を果たし、13番手で今季最高の予選結果を残した。■ フランコ・コラピントは、ウィリアムズ加入後2度目となるアレックス・アルボンを上回る予選結果を残した。■ セルジオ・ペレスは、昨季ここで表彰台に上ったにもかかわらず、今季6度目となるQ1敗退を喫し、16番手となった。■ フェルナンド・アロンソは5月のモナコ以来となるQ1敗退となった。■ アレックス・アルボンは今季4度目のQ1敗退。昨年は予選でトップ10に入っていたが、今回は18番手スタートとなった。■ バルテリ・ボッタスは今季2度目となるチームメイトに予選で敗れたが、フィンランド人はこのグランプリで5グリッド降格ペナルティを受ける。■ ランス・ストロールはフリー走行3でマシントラブルにより走行を中断せざるを得ず、1周のフライングラップしか完走できず、順位を落とした。