F1ラスベガスGPに先駆け、セルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)とルイス・ハミルトン(メルセデス)がランキング2位争いのバトルについて語った。今週末のラスベガスグランプリに向けて、2位ペレスと3位ハミルトンは合計32ポイントの差がついており、ラスベガス・ストリップ・サーキットと来週末の最終戦アブダビで52ポイントを争う。
ラスベガスで行われた水曜日の記者会見で、ペレスと並んで2位争いについて質問された7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは「覚悟しろ!」と微笑んだ。真剣な表情になったハミルトンは「正直なところ、彼は離れすぎている。2レースで30ポイントを獲得するには、彼は2回の惨事を経験しなければならないし、僕は基本的に2位でなければならない。でも僕にとっては、正直なところ、2位でも3位でも大差はないんだ」とコメント。「それでも、これまでのクルマを考えると素晴らしい一年だったと思う。コンストラクターズで2位争いをし、おそらく我々の時代で最も支配的なマシンのドアをノックすることになるとは思ってもみなかった」前回ブラジルGPではハミルトンの4つ上位の4位でフィニッシュし、ラスベガスグランプリで2位を確定させる可能性のあるペレスは、今季を有終の美で締めくくり、レッドブルに史上初のワン・ツー・フィニッシュをもたらしたい意気込みだ。「以前と変わらない。僕たちは自分たちの仕事をし、次の2週末を最大限に生かすだけだ」とペレスはコメント。「ここで獲得できればいいけどね。これは僕たちにとって最初のチャンスだ。でもそれ以外では、シーズンを力強く終えることに集中することがより重要だと思う」ドライバーズランキング2位争いに加え、コンストラクターズランキングでもハミルトン率いるメルセデスチームがフェラーリに20ポイントの差をつけている。