マクラーレンのランド・ノリスは、F1オランダGPで表彰台目前の2位走行中にマシントラブルで無念のリタイアを喫した。それでもノリスは「すでに忘れた」と強調し、タイトル争いで大きく後れを取った状況でも目標は変わらないと語った。選手権リーダーのオスカー・ピアストリとは34ポイント差に広がったが、ノリスは「毎週末の目標は勝つこと」と断言。F1イタリアGPの舞台モンツァで勝利を狙い、失ったポイントを取り返す意欲を示した。
ノリスは木曜のメディアデーで「もう忘れたよ。先週末のことは気にしていない。過去のことだし、ポイントを取り返すしかないけど、やることは変わらないんだ」と語った。「3ポイント差でも、10ポイント差でも、100ポイント差でも、僕の目標は今週末に勝つこと。できることはそれだけだ。大丈夫だし、また挑戦する準備はできている」さらに、連戦となるモンツァで再び走れることについても前向きな姿勢を見せた。「レースに勝ってポイントを取り返すチャンスがある。すぐにひっくり返せるわけじゃないけど、まだ十分にレースは残っている。だから失ったポイントを取り返すチャンスはあるんだ。それを考えるようにしている」また、ピアストリとのタイトル争いにおいても、スタイルを変えるつもりはないという。「変える必要はない。毎週末勝つために挑んでいるし、それは変わらない。レースになれば簡単に譲ることはないけど、彼はチームメイトだから、お互いを尊重しなきゃいけない。僕たちはいつも限界で、でもフェアに戦っているし、それを続けるだけだ」チームによると、オランダGPでのリタイアはエンジンではなくシャシー関連のトラブルであり、すでに修正済み。ノリスとピアストリは今週末、計画通りパワーユニットを交換するがペナルティは発生しないという。
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