ランド・ノリスは、F1ラスベガスGP初日のフリー走行で2番手タイムをマーク。ラスベガス・ストリット・サーキットを走るマクラーレンのペースに不満を抱いているようだ。滑りやすい路面により、ノリスは安定したスピードを見つけるのに苦労している。サンパウログランプリで期待外れの6位フィニッシュとなった後、ランド・ノリスはネバダのトラックで行われたFP1とFP2の両方でトップ3に入り、夜通しでラップタイムを2秒以上も短縮した。
2回目のセッションでは、ハミルトンが記録したこの日の最速ラップから0.011秒差に迫ったものの、それでもマクラーレンは明日の予選に向けていくつかの課題に取り組む必要があると予測した。コース上の温度は低めで、埃っぽい路面は周回を重ねるごとに変化していくため、ポールポジション獲得を狙うトップランナーたちは、考慮すべきさまざまな要因がある。ランド・ノリスは今シーズン8回目のポールポジション獲得を狙う。予選シミュレーションとロングランペースの両方を試したノリスは次のように総括した。「低燃料の状態はまあまあだったと思う。高燃料の状態はショッキングだった。調べるべきことはたくさんある。ある意味で、フロントのグリップやその他の問題と戦う必要がある」「いつも僕にとってはちょっとした苦戦になるけど、それに取り組むには十分な時間がある。半分に分かれている。低燃料では良いけど、高燃料では難しい。すごく難しいんだ。超低グリップ。今僕たちがやっているよりも、ロードカーの方が速く走れる気がする。複雑な気持ちだ。」タイヤのグレイニングに対処する際に、細かいマージンがどのように影響するかについてさらに質問されたノリスは次のように説明した。「あり得る。もし知っていたら、おそらくそうしているだろう!でも、たとえ知っていたとしても、僕にとっては常に苦闘を強いられることだから、簡単にできることではない」「これから調べて、取り組めるものを探してみようと思う。少なくとも、今は燃料が少ないことよりも、燃料が多いことの方に集中できるだろう。もちろん予選で良いタイムを出し、上位で予選を終えることが、常に他のすべてを助けることになる。今夜は、調べるべきことがたくさんある」