ランド・ノリスは、F1中国GPで2位でフィニッシュした後、フェラーリがマクラーレンに勝つという賭けをしてことを明かし、賭けに負けたことに驚いた語った。スタートで4番手をキープしたノリスは、序盤でアストンマーティンのフェルナンド・アロンソをオーバーテイクして表彰台圏内に浮上。
ミディアムコンパウンドで最初のスティントを長く走ったノリスは、レース中盤のバーチャルセーフティカーによるピット作業でセルジオ・ペレスの前に出た。ノリスはレース再開後にフェラーリのルクレールとの差を広げ、ペレスに対するアドバンテージを築いて2人のレッドブルドライバーを引き離した。スプリントではマクラーレンのレースペースが心配されたが、ノリスはペレスに5秒差をつけてチェッカーフラッグを受けた。「良いサプライズだ。とてもうれしい」とノリスは語った。 「チーム全員のために嬉しく思う。彼らはこの結果にふさわしい。良いピットストップだった」「今日はうまくいったけど、理由はわかりません。今日のようなレースになるとは全く予想していなかったが、快適だった」「タイヤをうまくコントロールすることができたので、昨日よりもはるかに楽だった。マシンをプッシュすることができた」「気持ちよく走ることができたし、多くのポイントも獲得できた。良い一日だった。また表彰台に上がれたのでとても満足している」ノリスはフェラーリの2台を予選で上回っていたが、レーストリムではイタリア勢の優れたペースによって、ルクレールとカルロス・サインツを自分を追い抜くだろうと考えていた。しかし、ルクレールは同じ戦略をとったにも関わらずマクラーレンに匹敵することができず、ルクレールはノリスに10秒差をつけられてレース終了となった。「今日のフェラーリのペースのなさ、僕たちのペースの良さ、そしてレッドブルと比べたときの僕たちの速さには驚いた」「今日はまったく予想していなかった。表彰台には上がれないと思って、早く帰れるように準備はしていた」「だから、嬉しい驚きだけど、チームが良い仕事をしたことを示している。僕たちは懸命に取り組んでおり、その成果は出ている」ノリスは、フェラーリ勢が順位を挽回してレッドブルの最有力候補になると確信していたため、その結果に賭けたことを明かしている。「今日はフェラーリにどれだけ遅れてゴールするか賭けた。35秒くらいだと思ってたんだけど、それは大間違いだった」とノリスは認めた。「だから、自分の賭けで自分が間違っていたのは嬉しい。みんなにとって良い日だね」
全文を読む