ランド・ノリスは、2023年F1第20戦メキシコGPの予選を19番手で終了。タイミング悪くイエローフラッグが提示されたことで予選Q1敗退となり、後方グリッドからレースをスタートすることになった経緯を説明した。金曜フリー走行ではペースセッターのマックス・フェルスタッペンに最も接近していたマクラーレンのノリスは、このセッションに向けて好調をアピールしていた。
しかし、ノリスにとっては劇的な予選となり、19番手に終わった。角田裕毅が最後尾グリッドからスタートするため、彼は18番手からレースをスタートすることになっている。セッションが思うように進まなかった後、何が起こったのかと尋ねられたノリスは「ロックしてしまって、1本目でコースアウトしてしまった。最初の走行で1つ問題があったし、最後の走行ではフェルナンド(アロンソのスピン)でイエローフラッグが出たのは残念だったけど、ラップを入れる必要があった1回のチャンスでロックしてしまい、コースアウトしてしまった」とコメント。ミディアムタイヤを使用したことに満足しているかと尋ねられたノリスは「うん、問題ない」と答えた。スタートポジションにもかかわらず、ノリスはチームメイトのオスカー・ピアストリが7番手で予選を通過しており、マシンには日曜日のレースで前進するペースがまだあると自信を持っている。「つまり、後退するのは難しいということだ。明日後退したら心配だ」とノリスは語った。「ペースはいいし、オスカーもいい仕事をしている。もっと前にラップタイムを出していれば1位になれたかもしれない。でも、今の僕には『shoulda woulda coulda』がたくさんある。残念だけど、ポイントが目標なので、何ができるか考えてみる」