マクラーレンのランド・ノリスは、F1ロシアGP決勝でのF1初勝利を終了間際の雨によって逃したことで「精神的に打ちのめされている」と認める。自身初のポールポジションからスタートしたランド・ノリスは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の猛攻を凌ぎ、レースの大部分をリードしていた。しかし、残り10周を切ったところでソチ・オートドロームには雨が。ランド・ノリスは、インターミディエイトに交換することをせずにステイアウトすることを決断。
だが、最初は弱かった雨も、チェッカーを迎えることには大雨へと変わり、コースオフしたランド・ノリスは、ルイス・ハミルトンへのリードを失い、最終的にはピットインしてインターミディエイトに。7位でチェッカーフラッグを受けた。レースを終えたランド・ノリスは「どこから始めればいいのか分からない」と Sky F1 に語った。「もちろん、ハッピーではない。ある意味で精神的に打ちのめされている。でも、僕たちはステイアウトするという決断をして、僕たちはその決断を支持した」「結局、それは間違った決断だった。でも、その決断はチームと同じくらい僕に責任がある」「実際、彼らは僕がボックスするべきだと思っていて、僕はステイアウトすることに決めた。それは僕の決断だった。僕はそれが進むべき道だと思った」ランド・ノリスは、雨が激しく降り始めるまでルイス・ハミルトンをカバーできると確信していたと語る。「自信があった。しばらくの間それができると感じたいた。ちょっと胸が張り裂けるような思いだ」とランド・ノリスはコメント。「終盤にトリッキーな状況になったときも、できる限りのことをしたように感じている。いくつかのミスを犯したが、それでもルイスを抑えて、少し引き離すことができていた」「ルイスがボックスする前のラップは、僕が履いていたタイヤはまったく問題なかった。雨は同じ量になると言われたので、同じ量であれば正しい決断だったと思った。でも、チームが予想していたよりも明らかに雨が多かった」明らかな失望にもかかわらず、ランド・ノリスは自分とマクラーレンの決定を支持すると主張した。「特に、残り2周のときはね。残り20周だったら、それほど積極的な決断はしないかもしれない」とランド・ノリスは語る。「でも、僕たちは自分が正しいと思ったことをした。それには満足している。もちろん、結局は間違っていた。でも、僕たちは週末を通して素晴らしい仕事をした。これからレビューする1つの決定を除けば、すべてに満足している」
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