マクラーレンF1のランド・ノリスは、2021年のF1世界選手権 第5戦 F1モナコGPで3位表彰台を獲得した。予選で2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)からわずか0.044秒差で5番手だったランド・ノリスは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のDNS、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のリタイアの恩恵を受け、セルジオ・ペレス(レッドブル)の猛追を振り切って3位でフィニッシュ。今季2度目、キャリア3回の表彰台を獲得した。
「ここで表彰台に立つことはずっと夢見ていたことだし、特別なことだ」とランド・ノリスは語った。「かなりクレイジーな週末だった。マシンはかなり運転しやすかったし、自信があり、とても快適だった。昨日は、レッドブルとフェラーリと比べてまだ十分なパッケージがないことを示していたと思うけど、予選でわずか0.2秒差までマシンをプッシュできる自信を持てていたし、僕たちにとってかなりクールな成果だった」「レースでもそのパフォーマンスを発揮できたし、ピットストップのボッタスのような他の人のミスを最大限に活用して、表彰台を獲得することもできた・・・クールな週末だ。モナコなのでなおさらね。他のどのトラックよりもさらに特別なことだ。大切にしていくけど、もっとたくさん、他のトラックでそれができることを願っている。難しくなってくると思うからね」レース途中で周回遅れにしたチームメイトのダニエル・リカルドが12位、バルテリ・ボッタスがリタイアとノーポイントに終わったことで、ランド・ノリスはドライバーズランキング3位に浮上した。だが、レース終盤にセルジオ・ペレスから受けたプレッシャーについてランド・ノリスは「ハードタイヤを装着するとすぐに・・・運転がはるかに難しくなり、フロントをロックして、動きまわるようになったし、バンプなどで悪化していったので、あまり自信がなかった」とコメント。「セルジオがタイヤ戦略のどれくらい遅くにピットインしたのかを聞いた途端、かなり心配になった。でも、タイヤを保つことができたし、それがかなり重要だった。ウオールにヒットすることもなかった。最終コーナーとターン8をうまく立ち上がって、カバーすることできれば、抜かれないと思っていたし、それほど悪くなかった」マクラーレンにとっては、2011年にジェンソン・バトンが3位でフィニッシュした以来のF1モナコGPでの表彰台となる。「もちろん笑顔になるし、とても幸せだ」とランド・ノリスは語った。「実際、考えていなかったし、今週末にむけて考えていなかったのは確かだ。シーズンを通して最も過酷な週末になると思っていたけど、ほぼ逆の展開になった。本当に信じられない」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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