マクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリスは、INDYCAR iRacing Challengeの最終戦で勝利を望まずにクラッシュを引き起こしたシモン・パジェノーは“salty(しょっぱい/イライラするような)”レースをしたと語った。サーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に行われたINDYCAR iRacing Challenge 第4戦でデビューウィンを果たしたランド・ノリスは、5月2日(土)に行われた最終戦で2回目の参加を果たした。
インディアナポリス・モータースピードウェイを舞台に行われた最終戦の予選で2番グリッドを獲得したランド・ノリスはレースをリードしていたが、残り3周で故意にスロー走行をした周回遅れのシモン・パジェノーに追突したことで21位でレースを終えることになった。インディ500のウィナーであるシモン・パジェノーは、二人がクラッシュする直前にライブ配信で「ランドをクラッシュさせちゃおうぜ」で話していた。そして、接触時には「おっと、ピットに入りたかったんだけど・・・」と付け加えた。ランド・ノリスは、シモン・パジェノーからインシデントについて謝罪があったことを明らかにしたが、純粋にパジェノーがインディカー以外のドライバーがイベントに勝つことを望んでいなかったように感じたと明かした。「彼から謝罪があった」とランド・ノリスはTwitchのライブ配信で説明した。「彼はピットに入りたかったのと僕のスピードを失わせたかったと言っていた。アスキューに勝ってほしくて、僕が勝つことを望んでいなかったみたいだね」「それで彼は僕のスピードを少し失わせながらピットに入ろうとしたんだ。僕をリタイアさせようという意図はなかったらしい。とにかく僕のスピードを失わせたかったみたい・・・コーナーのど真ん中で減速して僕の目の前でブレーキをかけてね。そんな感じだろう」「僕が左回りに慣れるために僕が何時間を費やしたかわかる? ストレートを走って左に曲がるだけのことに何時間も費やした。合計で1日はそれに費やしたと思う。24時間ひたすらストレートを走って左に曲がるというのを完璧にやれるように頑張った。かなり繊細なタッチで、膝を使ったり、片手でやってみたりね。24時間だよ!」「インディカー外のドライバーがインディのレースで勝ちそうだからって、しょっぱいことするよね。ほんと台無しにされたよ。まぁ、そんなとこかな」「かなり感じ悪いよね。真剣に受け止めていない人もいるだろうし、彼らはただのゲームだと思っているかもしれない。そこは別に問題ではないんだ」「でも、ドライバーの他にも多くの人が関わっている。僕はエンジニアのジャーヴとかと一緒に戦略を立てていた。僕たちが家にいるかどうかに関係なくそこにまだ時間をかけていた。彼らはそれに取り組んでいるんだ。家族と一緒に他のことをできたかもしれないのにね」「それでも彼らは参加して、やっぱりレースに勝ちたいと思っている。でも、本当に自分勝手でそんなことは気にしない人もいるんだよね」結局、レースはインディカー外でオースラリアのスーパーカーの2回のチャンピオンであるスコット・マクラフリンが、最終ラップの最終コーナーでの別のクラッシュを切り抜けて優勝している。 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿 - 2020年 5月月3日午前9時34分PDT
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