ランド・ノリスは、マクラーレンF1チームの同僚の仕事を守るためには自発的に給与を減額することが“最善の策”だったと語る。新型コロナウイルス危機によって引き起こされた経済的な不確実性のなかで、マクラーレンは850人の従業員の一時解雇に踏み切った。また、ランド・ノリスとチームメイトのカルロス・サインツは賃金引き下げに同意した。
マクラーレン・グループは、一部のスタッフを英国政府の雇用維持計画に沿って2か月間一時解雇し、残りの従業員(CEOのザク・ブラウンや他の上級管理職を含む)は一時的な給与削減を行っている。「仕事に戻ることができるようになったときに全員が確実に仕事を続けることができるようにすることが、僕を含め、今の僕たち全員にとって最良のことだ」とランド・ノリスは Sky Sports F1 に語った。「ドライバー、スタッフ、そして、F1の全員にとって悲しい時です。何年にもわたって冬の間、マシンやすべてを作るために一生懸命働いている人たちがたくさんいる」「僕はそうならないことを望んでいるけど、今年は多くを行うことができないかもしれない」「僕たちがマシンで作業し、ラップタイムを見い出だして、レースに勝ちたいと思っているときに、全員が家でじっとしているのはとっても悲しい時間だ」「でも僕たちが仕事に戻ることができるときに全員が仕事に戻り、基本的に物事を変える必要がなく、すべてが正常に戻ることができることを確認するためにできることが僕たちにできる最善のことだ」