2019年にマクラーレンでF1デビューを果たすランド・ノリスは、チームは2019年F1マシン『MCL34』の開発作業へのアプローチにおいて“かなり大きな変化”をもたらしていると語る。2017年にマクラーレンの育成ドライバーとなったランド・ノリスは、昨年チームのF1リザーブドライバーに就任。F2でタイトルを獲得し、今年、ストフェル・バンドーンに代わってF1デビューを果たす。
マクラーレンは、過去5シーズンにわたって表彰台を獲得することができておらず、チーム体制に大きな変更を加えてきた。マクラーレンは好転するかと質問されたランド・ノリスは「それは難しい質問だ。誰にもわからないことだ」と Autosport にコメント。「彼らは自分たちが取り組んでいること、改善しようとしていることに対してきちんとした考えを持っている。状況は常に変化するものだし、風洞やエアロマッピングでは良さそうに見えても、コース上に出れば、予想とは少し異なることもある」「もちろん、彼らは正しい変更を行っていると確信しているけどね。チームにはかなり大きな変化があった。状況への対応、来年にむけての作業、開発へのアプローチなどね」「彼らは状況が良くなるとわかっていることを100%確実にすることに焦点を合わせている」マクラーレンは、ランド・ノリスに過剰な期待をかけることはないとし、チーム自身の進歩が彼のデビューシーズンのパフォーマンスに大きく関わってくることを認めている。ランド・ノリスは、2019年の目標として自ら“非現実的”であるとしながらも、ルノーからマクラーレンに加入するカルロス・サインツを倒すことを掲げた。「理想的な目標は、全てのレース、全ての予選でカルロスを倒すことだ」とランド・ノリスはコメント。「それは現時点では非現実的な目標だ。でも、自分にできるベストな仕事をしていきたいし、そのためにやれるだけの準備はしている。彼を倒したい。それが僕の目標であり、ゴールだ」マクラーレンは、2月14日(木)に2019年F1マシン『MCL34』を発表する。