ランド・ノリスは、F1ベルギーGPのフリー走行1回目でマクラーレンを走らせて公式セッションデビュー。通常のF2のセッションもこなしながら忙しい一日を過ごした。ランド・ノリスは、フェルナンド・アロンソに代わってフリー走行1回目を担当。ストフェル・バンドーンを0.088秒上回り、18番手タイムを記録。FP1トップタイムを記録したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)からは3.006秒差だった。
「今日はF2とF1の間をやりくりしなければならず、とても忙しい一日だった」とランド・ノリスはコメント。「FP1に間に合うようにF1パドックにたどり着くためにバイクで移動しなければならなかった。ちょっとストレスはあったけど、それだけの価値はあったね!」「それでも良い一日だったよ。午前中はちょっと緊張していた。特にスパでクルマに戻るのはとてもエキサイティングなことだし、僕のお気に入りのトラックのひとつだからね。プログラムをうまく進めることができたし、十分な周回数うを重ねることができた」「ここでは過去にF4、フォーミュラ・ルノー、F3、F2で走っているし、今回はF1だ。すべてのクルマがここでどんな感じかはわかっているよ!」「僕たちはいくつか空力テストを実施していたし、僕の走行はどれも本格的なパフォーマンス走行ではなかった。それができれば素晴らしかったんだけどね。スピードは重要ではなく、一貫性とフィードバックが重要だった」ランド・ノリスは、F1カーを走らせることは他のどのシングルシーターよりもプレッシャーを感じるが、F1のレース週末がどのように進行するかを初めて経験する機会を得ることができたことは、今後F1でレースをするために貴重な経験だったと述べた。「F1で走ることは主にプレッシャーによって非常に異なる。ここにははるかに多くの人々がいる」とランド・ノリスはコメント。「レース週末に走行することがどんな感じかを直に見ることができたのは良い経験だったと思う。ストフェルやフェルナンドと比較した自分の位置もおおまかにわかったしね」ランド・ノリスは、F1ハンガリーテストでの走行で、今回のスパ・フランコルシャンで走る機会にむけた準備ができていると感じていたと語り、若手ドライバーはF1で走行する機会が少ないので、このチャンスを最大限に生かさなければならないことはわかっていたと述べた。「ブダペストテストで走った後、クルマに乗り込む機会が巡ってきてもかなり準備はできていると感じたし、すべてのことをより快適に感じられるようになってきている。ビルドアップにもそんなに時間はかからなかった」「F1では全般的にクルマに乗る機会がかなり少ないので、どんな走行機会でも最大限に生かす必要があると思っている。学び、自分自身を証明し、一貫性、速さ、信頼できることを示し、良いフィードバックを与える。今日はそれができたと感じている」ランド・ノリスは、2019年にマクラーレンでストフェル・バンドーンの後任、もしくはトロロッソ・ホンダでのF1デビューが噂されている。
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