Mスポーツは、2014年のWRCでロバート・クビサをチームリーダーとして起用することを望んでいる。まだロバート・クビサはWRCでフルシーズンを戦うかどうかを決めていないが、フォードの有力チームであるMスポーツは、ロバート・クビサがWRCに参戦する場合は、有力な候補と考えられている。Mスポーツのマルコム・ウィルソン代表は、ロバート・クビサに、リーダーとしてチームを導くための十分な才能があることを確認したと述べた。
「ラリーGBへのロバートの準備を見れば、それが彼にとって何を意味するかがわかる」とマルコム・ウィルソンは述べた。「彼は多くのドライバーにはない欲求とハングリーを持っている。彼はこのチームで走るために必要な全てを兼ね備えていると信じている」Mスポーツは、2013年にティエリー・ノイビル、マッズ・オストベルグ、エフゲニー・ノビコフを起用したが、ティエリー・ノイビルは、ヒュンダイへの移籍が決まっており、まだ2014年のドライバーを発表していない。今年、WRC2のタイトルを獲得したロバート・クビサだが、シトロエンから参戦したラリー・オブ・グレートブリテンでは、2度のクラッシュにより、リタイアしている。だが、マルコム・ウィルソンは、ロバート・クビサが、WRCのトップクラスで奮闘するかもしれないとの見方に反論した。「我々はロバートを知っているし、彼がラリーで前進できる適切なツールを与えられると思う」とマルコム・ウィルソンはコメント。「チームとして彼がいることは素晴らしいことだし、彼が非常に優れたナンバー1ドライバーになることは疑いのないことだ」「経験不足についての話がある。今年の我々を見てほしい。我々は非常に経験の少ないドライバー(エフゲニー・ノビコフ)を起用し、チャンピオンシップで彼を2位に導いた」