ロバート・クビサが、F1ドイツGPへの意気込みを語った。ロバート、シルバーストンは今年初のリタイアもあり微妙な週末でしたね。お話していただけますでしょうか・・・結局のところ、僕たちは全体的なクルマのグリップに悩まされていたし、パフォーマンスに関するフィーリングは以前のレースほどコンペティティブではなかった。予選の最終パートまでは全てがどんよりしていたけど、予選6番手になれたのは、その時点までのパフォーマンスを考えるとかなりのサプライズだったと思う。
スタートと1周目がうまくいって、最初のスティントで3番手に上がったのはさらに驚きだったけど、レースでのペースは良くなかったし、ドライブシャフトに問題が生じる前も、クルマはいつもの感覚ではなかった。少なくとも今年僕たちが競争力があったバルセロナとシルバーストンのサーキットは高速コーナーが多いので、その多くはサーキットの特性にようるものだと思う。ホッケンハイムでは、R30はサーキットにもっと合っていると思いますか?コーナーの複合が多いより一般的なトラックだ。ターン1とターン12は、非常に高速なコーナーで、残りは中・低速だ。路面はとてもスムースなので、クルマのメカニカルグリップを最大限に引き出さなければならないし、非常に長いストレートも1つあるので、クルマはトップスピードでもコンペティティブでなければならない。僕たちがレースをしている全てのクルマがすでにFダクトを装着していて、僕たちはトップスピードで競争力をつけるためにダウンフォースを減らさなければならないかもしれないし、そうするとコーナーが犠牲になるので、より厳しくなる金曜日にベストな妥協点を評価しなければならないだろう。今回のレースでは、ブリヂストンがスーパーソフトタイヤとハードタイヤを持ち込むことで、タイヤコンパウンドのギャップはより大きくなります。どのような挑戦が浮かびますか?一見して、スーパーソフトは予選の1ラップさえ苦労するかもしれないし、ハードコンパウンドは永遠にもつかもしれないね! 天候と路面状況がそれらのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすだろう。例えば、スーパーソフトをきちんと働かせるのはトリッキーでも、ハードタイヤは問題ないかもしれない。その他の要因は、コンパウンド間で大きくバランスが変わるかもしれないということだ。それによって週末はかなりトリッキーになるかもしれないし、タイヤに関しては面白くなりそうだね。週末のパフォーマンスをどのように予想しますか?いつものようにベストを尽くして、クルマから最大限を引き出すつもりだ。僕たちがレースをしている大部分のチームは、Fダクトとブロウン・フロアの両方を持っているので、かなりタフな週末になると思うし、僕たちのペースは前回のレースよりも競争力である必要がある。でも、僕たちにとってタフな週末と言えるシルバーストンでもP4かP5でフィニッシュできたかもしれないので、乗り越えられるだろう。