ロバート・クビサは、今年ペースに苦戦しているのは右腕の制約のせいではないと主張する。2011年のラリー事故で右腕に重傷を負ったロバート・クビサは、動きに制約があるなかで8年ぶりにウィリアムズからF1グリッドに復活。しかし、今季のウィリアムズは他の9チームとは完全に隔離された遅さで、クビサはルーキーのジョージ・ラッセルとの最下位争いで苦戦を強いられている。
「彼は優れたペースを持っているし、素晴らしい才能だ」とロバート・クビサはジョージ・ラッセルについてコメント。「彼はメルセデスから大きなサポートを受けているし、競争力のあるクルマに乗れば良い結果を示すことができるだおる。現時点で、彼はそのような車を持っていない」だが、自分もメルセデスだったら成功することができるかという質問にはロバート・クビサは回答を避けた。「僕が言えることの1つは、現時点での問題は想定されている腕のハンディキャップとは無関係だということだ」とロバート・クビサは Auto Bild にコメント。「モナコが良い例だ。人々は僕が運転できないだろうと言っていた。僕が抱えている問題は技術的なもので、物理的なものではない。でも、僕は何人かの人々が持っている偏見ともに生きなければならない」ウィリアムズのための1つの明るい点はピットクルーのスピードだ。「少なくともそこはポジティブだ。でも、3分も遅れるとね…ゴールは他のゴールより早くフィニッシュラインに到達することだと思う」また、ロバート・クビカは物議を醸しているピレリのタイヤのウィリアムズへの影響を却下した。「タイヤは僕たちの問題ではない。もっと速い車が必要だ。今はどんなタイヤを使っても問題ではない」