ロバート・クビサは、ルノーが八百長レースをしたにも関わらず、ルノーはまだ2010年の選択肢のひとつだと語る。BMWが今季限りのF1引退を発表したことで、ロバート・クビサは現在市場に出ており、ルノーかウィリアムズが移籍の最有力候補とみられている。「もちろん、FIAの結果にはいつも以上に関心があったよ。ルノーは将来の選択肢のひとつだし、確かに彼らが留まることは良いことだからね」とクビサは語る。
しかし、クビサは、フラビオ・ブリアトーレとパット・シモンズの離脱が、彼の決定に影響を与えるかもしれないと認めている。「もちろん、重要な2人の人間を失ったことは状況を少し変えるかもしれない。でも、僕にはわからないし、様子をみてみるよ」現在のチームがまだ来年のグリッドを確保していないクビサは、ザウバー残留を完全には否定していないが、チームの将来の不確実性が物事を難しくしていると認める。「ザウバーはオプションのひとつだ」とクビサは語る。「資金はあるし、高レベルであるために必要な全てがある。でも、一方で疑問符でもある。もし、僕がここにいると決めて、居月に僕たちがグリッドにいないとわかったら、ちょっと大変だからね」FIAは、Qadbakが買収したザウバーのために2010年に参戦枠を14チームまで広げることを検討しており、それまでザウバーに暫定的な枠を与えている。関連:ルノー、ロバート・クビサとの契約を正式発表 - 2009年10月7日