ロバート・クビサは、ネルソン・ピケJr.が八百長疑惑でFIAから恩赦を与えられたことに驚いたと語る。「警察に行って、誰かを殺したけど他に3人を殺した人を知っていると言ったとしても、普通なら刑務所に行くよね」「100%の刑罰はないかもしれないけど、それでも問題だ。言ったように、複雑なことなんだ」
ネルソン・ピケJr.は、去年のシンガポールGPでアロンソの戦略を有利に進めるために故意にマシンをクラッシュさせた。しかし、FIAの捜査に協力したとして、ピケJr.に制裁は加えられかった。一方、チーム代表のフラビオ・ブレアトーレにはF1からの永久追放、エンジニアリングディレクターのパット・シモンズには5年間の停職処分が下された。クビサは、ピケJr.が藁をも掴む思いでそのような戦術に同意したに違いないと語り、F1に復帰することには問題ないだろうと主張する。「いずれにしても、僕はこのパドックのボスではないので、彼は入ることができるだろうし、ドライバーとしては問題ない」「でも、本当に死に物狂いで頑張らなければならない」「もし全てが故意で行われているなら、僕はスターティンググリッドでマシンから下りるだろう。レースをしないか、レースをしても不愉快な気分になるだろうね。驚いたよ。彼は経験のあるドライバーだし、多くのレースをしている。彼がそんな取引をしたことにはとても驚いたよ」