ロバート・クビサは、F1スペインGPでウィリアムズのフリー走行を担当。ウィリアムズは、FW41に投入するアップグレードについてロバート・クビサからのフィードバックに期待している。序盤戦は苦戦を強いられたウィリアムズだが、前戦アゼルバイジャンGPでランス・ストロールが8位入賞して今季初ポイントを獲得。ライバルチームと同様にF1スペインGPでマシンに多数のアップグレードを投入する。
ウィリアムズの最高技術責任者を務めるパディ・ロウは「通常、バルセロナで最速だったクルマは、シーズンの大部分のレースで最速だと言われている」とコメント。「開幕4戦のような空輸ではなく、陸送をベースとした物流に戻るので、伝統的に多くのアップグレードが持ち込まれる最初のレースだ」「我々は今回のレースでかなりのアップグレードを持ち込むが、それは他の大部分のチームも同じだろう」今年、セルゲイ・シロトキンとのシート争いに敗れたロバート・クビサは、ウイリアムズの開発兼リザーブドライバーに就任した。パディ・ロウは、ロバート・クビサがFP1で走行することによって、FW41に関する貴重なサードオピニオンを得られると期待している。「我々にとって忙しい週末になるだろう。ロバート・クビサは、セルゲイ・シロトキンに代わってFP1に参加する。今シーズン予定されている3回の出走の最初となる」とパディ・ロウはコメント。「我々には忙しい金曜日のプログラムがあり、ロバートのクルマのフィードバックは興味深いものになるだろう。セルゲイはプレシーズンテストでこのトラックで多くの周回を重ねているので、それほど多くのことを逃すことにはならない」F1スペインGP後にはカタロニア・サーキットで2日間のインシーズンテストが実施される。ウィリアムズはロバート・クビサとオリバー・ローランドがテストを担当する。「レース後には2に観のテストもある。我々の公式ヤングドライバーのオリバー・ローランドとロバートが担当する。我々はクルマの開発を進めるためにその2日間に収まる巨大なプログラムを予定している」