ロバート・クビサは2018年のウィリアムズのシート争いに敗れてしまったようだ。元F1チーム代表のフラビオ・プリアトーレは、ロバート・クビサの電撃F1復帰を見られないのは残念だと語る。2011年にラリーでの事故で重傷を負ってF1キャリアが断たれたロバート・クビサだが、昨年6年ぶりにF1マシンでの走行を実施し、2018年のウィリアムズのF1ドライバーの最有力候補に挙げられている。
またウィリアムズは2018年のドライバーについて発表を行っていないが、ロバート・クビサに近い情報源は、クビサのF1復帰への試みは“ゲームオーバー”だと認めているという。また、すでに海外メディアは、ウラジミール・プーチン大統領と関連があるSMP銀行から巨額の支援を受けるロシア出身のセルゲイ・シロトキンが2年契約を結ぶことでシートを勝ち取ったと報じている。「クビサがウィリアムズを説得できなかったことを非常に残念に思う」とフラビオ・ブリアトーレは Speed Week にコメント。「何度もニコ・ロズベルグ(クビサの共同マネージャー)と話をしたし、あらゆる試みがなされたことを知っている。だが、ロシア人には莫大が予算がある。我々が話をしているのは2000万ユーロという額だ。クビサがかき集められるのはせいぜい700~1000万ユーロだろう」フラビオ・ブリアトーレは、ロバート・クビサのF1復帰という大胆な試みが最終的に実現しないことにF1ファンと内部関係者は失望するだろうと語る。「それについては非常に残念に思う」とフラビオ・ブリアトーレはコメント。「ロバートがF1に復帰すれば、F1にとって大成功だっただろう。F1の上層部が彼に救いの手を差し伸べなかったことを非常に奇妙に思う」
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