ロバート・クビサが、ルノーと交わした短期契約の解消を求めたと報じられている。今年、ロバート・クビサは、ルノーのプライベートテストで6年ぶりにF1カーをドライブ。ハンガリーテストでは2017年F1マシンで印象的な走りを披露。また、グッドウッド・フェルティバル・オブ・スピードではルノーのイエローとブラックの公式レーシングスーツを着用してデモ走行を披露するなど、ルノーでのF1復帰が噂されていた。
しかし、ルノーは、トロ・ロッソがホンダにエンジンを切り替えることの見返りとして、カルロス・サインツと契約したとされており、2018年にロバート・クビサがルノーでF1復帰する道は断たれたとみられている。ロバート・クビサはF1内外での選択肢を追求するためにルノーとの契約を解消することを申し出て、ルノーもそれを受け入れたという。ロバート・クビサは、フェリペ・マッサとの契約延長の決断を延期し続けているウィリアムズのシート候補に挙げられている。また、一部報道では、ザウバーもロバート・クビサのF1復帰の選択肢となる可能性があるとしている。「彼が5月に復帰プログラムを開始して以降、ルノーと結んでいた短期契約から解放されたと理解している」とF1ジャーナリストのマーク・ヒューズは自身のコラムで伝えた。「彼の要求により、彼は他の場所でのサービス(ウィリアムズとザウバーだとされている)を追求できるようになるかもしれない」「現在のルノーでのハンガロリンクテストでの彼のパフォーマンスは良かった。だが、ロングランでの一貫性のなさで浮き彫りとなった彼のフィットネスレベルには疑問が残った。ソオの一方で彼の最終的なスピードは非常に印象的なものだった」「クビサがさらなるトレーニングによって残りの疑問に答えられるのであれば、彼はウィリアムズの要求に完全にフィットするだろう」関連:ロバート・クビサ、ウィリアムズの2018年のドライバー候補に浮上